注文住宅にはデメリットもあるので注意
注文住宅にはデメリットもあるので注意
注文住宅では、自分自身が思い描く住まいの理想を現実化できます。しかし、あくまで実現できるのは「可能な限り」です。単に住宅を手に入れるとした場合、注文住宅は建売物件より費用がかかり、複雑な構造や高度な工法を採用したり、こだわりを多く実現させようとすればするほどコストはアップしていきます。これが、注文住宅を選ぶ大きなデメリットの一つにあたります。住まいの理想を可能な限り具体化させたい場合、ときには資金面を考慮して妥協をしなければならないこともあります。 また、入居できるようになるまでに長い時間を要し、完成までで仕上がりの程度がわからない点もデメリットです。計画を立て始めた段階から住めるようになるまでの期間は1年半前後、どんなに短くしても8~10ヶ月程度と、とても長くかかります。住宅の仕上がりは、建売物件なら販売者に問い合わせれば、近日中に見学をセッティングしてもらえますが、注文住宅で仕上がりをチェックすることができるのは完成後の内覧会のときで、長く待たされます。予定通りのスケジュールで良い仕上がりの住宅にするためには、設計や施工を行う業者の選定が非常に重要になります。
注文住宅のコストを下げるためにはどうしたいい?
注文住宅は自分たちの希望とする家のスタイル・大きさ・間取り・外観・収納の数・家事動線に仕上げることはできます。しかし、建売住宅や分譲住宅に比べると注文住宅は建築費がかかってしまうというのが現実です。そのため注文住宅をあきらめる方も少なくないようです。では、どうしたらいいのでしょうか?それは、コストを下げることで実現可能です。コストを下げるためにできることはいろいろありますが、一つにシンプルな形にする方法です。凝った形よりも真四角や正方形などのデザインにすることで、費用を抑えることが出来ます。さらに、外観や家の形に加えて間取りにも一工夫できます。部屋数を多くするとその分、壁やインテリアや空調設備に費用が掛かってしまいますが部屋の数を減らすならずいぶんと安くなります。別の方法としては、クロスやフローリングを自分たちで貼ることもできます。ぜひ、いろいろなアイデアを考えて注文住宅で家を建てましょう。